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乾燥肌を治すために必要な7つのポイントは?原因と対策も紹介!

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乾燥肌というと、寒い冬になってしまうイメージが強いですが、一年じゅう乾燥肌に悩んでいる女性も増えています。暑い夏でも、室内ではエアコンをかけていますから、肌が乾燥しやすいのです。乾燥肌になると、カサカサして見た目が悪くなりますし、かゆみも出てきて不快感も強くなってしまうでしょう。私たちの肌は、なぜ乾燥してしまうのでしょうか? 乾燥肌になるメカニズムを解説した上で、乾燥肌になってしまう原因を明らかにしていきます。さらに、乾燥肌を治すために必要な対策もアドバイスしますので、乾燥肌の改善に役立ててください。

乾燥肌とは?

乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が不足して、潤いがなくなっている状態の肌のこと。
ドライスキンとも呼ばれます。

さまざまな原因によって、表皮・角質層の水分が失われると、皮膚本来のバリア機能が低下して、次のような症状が起こります。

乾燥肌の主な症状

  1. 皮膚のかゆみ
  2. 肌がカサカサする
  3. 肌が荒れる
  4. 皮がむける
  5. 湿疹ができる

このように、乾燥肌になるとカサカサして、かゆみを感じることが多いようです。

もともと皮脂の分泌が少ない、すね、ひざ、ひじ、足の裏などの部位は、特に乾燥しやすいです。
顔では、目の周りや頬、口の周りが乾燥しがちです。

乾燥肌に悩んでいる人は非常に多いと思います。
例えば、主婦の皆さんは、食器洗いで洗剤を使うことが多いため、その刺激で皮膚のバリアが失われて、手が荒れやすいでしょう。

なぜ、私たちの肌は「乾燥肌」になってしまうのでしょうか。

乾燥肌になるメカニズム

私たちの肌は「表皮」で覆われています。
乾燥と密接な関係にあるのが、表皮の一番外側にある「角質層」です。

角質層には、バリア機能という役目があります。
バリア機能が正常に働いていると、肌の水分を保って、肌内部の水分が逃げないように防いでくれます。
さらに、紫外線やほこり、アレルゲンなどの外部刺激からも、肌を守ってくれるのです。

肌の潤いをキープする角質層について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
角質層は、「角質細胞」と細胞の間を埋めている「細胞間脂質」から成り立っています。
角質細胞は、アミノ酸などの天然保湿因子(NMF)で満たされ、細胞間脂質はコレステロール・セラミド・脂肪酸などで満たされています。
この細胞間脂質とNMFが、肌の潤いを守っているのです。

ところが、何らかの原因によって、細胞間脂質とNMFが減少して、細胞をつなぎとめる力が弱くなってしまうと、バリア機能が低下し、肌内部の水分が逃げてしまいます。
紫外線など外部刺激からのダメージも受けやすくなってしまうでしょう。

これが、乾燥肌になってしまうメカニズムです。
乾燥肌を防ぐためには、角質層を細胞間脂質とNMFで満たし、肌のバリア機能を正常に働かせることが必要となります。

乾燥肌になる7つの原因と治すために必要なこと

1

スキンケア

乾燥肌を招く大きな原因として、間違ったスキンケアが挙げられます。

とくに、毎日のクレンジングや洗顔の方法が重要です。
メイクを落とすために力強くクレンジングしたり、刺激の強すぎる成分を配合した洗顔料を使い続けたりすると、肌に不可欠のセラミドや皮脂まで洗い流してしまい、バリア機能が低下してしまうのです。

乾燥肌で皮膚科を受診する女性の一部は、乾燥の原因は皮膚疾患ではなく、誤ったスキンケアによるものだそうです。
それほど、日常的に間違ったスキンケアを続けている女性も多いようですね。

肌の乾燥が気になり始めたら、まずはスキンケアを見直してみてください。
なるべく刺激の少ないクレンジング・洗顔料を使用して、丁寧にやさしく洗い、洗い残しがないようにたっぷりのぬるま湯で洗い流してください。
そして、洗顔後は化粧水で速やかに保湿し、乳液・クリームで潤いを保持することが大切です。

乾燥肌の正しいスキンケア

  1. 低刺激で良質なクレンジング・洗顔料を使用する
  2. 丁寧にやさしく洗い、たっぷりのぬるま湯でしっかりと洗い流す
  3. 洗顔後はすぐに保湿する
2

食生活

偏った食生活を続けていると、角質層の水分やNMFの減少につながり、乾燥肌を引き起こしてしまう一因となります。
乾燥肌を改善してくれる栄養素を含有している食べ物を積極的に摂りましょう。

オメガ3系脂肪酸

体内で作ることができない不飽和脂肪酸の1つで、α-リノレン酸やEPA、DHAなどがあります。
肌の保湿機能を改善するセラミドの材料になるなど、良質な脂質は美肌に欠かせません。
青魚に多く含まれるので、肉類ばかり食べている人は要注意です。

【オメガ3系脂肪酸を多く含む食材】
イワシやサンマなどの青魚、アマニオイル、エゴマ油

ビタミンA

主に動物性食品に含有するレチノールと、緑黄色野菜に含有するβカロテンがあります。
肌のターンオーバーを活発にし、皮脂膜やNMFの生成を促して、皮膚や粘膜の潤いをキープします。

【ビタミンAを多く含む食材】
緑黄色野菜(ほうれん草、人参など)、レバー、うなぎ、卵

ビタミンB群

特にビタミンB2とB6が、美肌に効果的です。
ビタミンB2は肌のターンオーバーを正常に保ち、ビタミンB6はホルモンバランスを整える働きがあります。
ホルモンバランスの乱れは、肌トラブルを招きますから、積極的に摂りたいところです。

【ビタミンB群を多く含む食材】
ビタミンB2……豚肉、レバー、うなぎ、納豆、牛乳
ビタミンB6……魚類(さんま、まぐろなど)、レバー、卵、大豆製品

ビタミンE

ビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれます。
血行促進や肌のバリア機能の強化につながります。
高い抗酸化作用もありますので、細胞のダメージを防ぐことができます。

【ビタミンEを多く含む食材】
アボカド、大豆、ナッツ類、アーモンド、ごま、すじこ、あん肝

ビタミンC

ビタミンCは、美肌に不可欠の水溶性ビタミンの1つです。
体内の活性酸素を除去するだけでなく、コラーゲンの合成を促進します。
ビタミンCは過熱に弱いので、フルーツや野菜はなるべく生で食べてください。

【ビタミンCを多く含む食材】
フルーツ(いちご、キウイなど)、野菜

このように、乾燥肌にはタンパク質やビタミンを取り入れた、バランスの良い食事を摂ることが大切です。

乾燥肌を改善する食生活

  1. オメガ3系脂肪酸といった良質な脂質を取る
  2. ビタミン類をバランスよく摂る
3

紫外線によるダメージ

紫外線が、乾燥肌につながる一因であることをご存知でしょうか。
紫外線といえば、シミ・シワや日焼けなどの肌トラブルをイメージすることが多いと思いますが、実はそれだけではありません。

肌の一番外側にある角質層は、ストレートに紫外線のダメージを受けてしまうため、皮膚のバリア機能を低下させてしまうのです。
その結果、肌のターンオーバーが乱れてしまって、肌内部の水分が蒸発しやすくなってしまいます。
紫外線は「百害あって一利なし」というわけです。

そのため、紫外線対策として、夏だけではなく365日、家の中にいても日焼け止めを塗ることを心がけてください。
紫外線は、ガラスも通過してしまいますからね。

日焼け止めは、高いSPF、PAのものを選ぶ必要はありません。
目安としては、SPF30、PA++程度のものを選ぶと良いでしょう。
ただし、あまり長持ちしませんから、2~3時間おきにこまめに塗り直すことで、紫外線によるダメージを防ぐことができます。

乾燥肌の紫外線対策

  1. 365日、家の中にいても日焼け止めを塗る
  2. SPF30、PA++の日焼け止めを使う
  3. 2~3時間おきにこまめに塗り直す
4

空気の乾燥

画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/1152176

空気が乾燥すると、肌も乾燥しやすくなります。
そのため、空気が乾燥する冬の時期に、乾燥肌になってしまう人も多いでしょう。

ただし、空気が乾燥するのは冬だけではありません。
夏は非常に暑いので、エアコンを使いますね。

エアコンは、空気中の水分も一緒に吸収してしまう仕組みのため、冷房でも暖房でも、長時間使用すると、室内の空気は乾燥します。
冬だけでなく、エアコンを長時間使う夏も乾燥しやすいのです。

もちろん、猛暑の夏にエアコンを使わないわけにはいきませんので、なるべく顔や身体に直接風が当たらないように風向を設定してください。
また、空気の乾燥を抑えるために、加湿器も使いたいところです。
肌に適切な湿度は60~65%ですから、うまく加湿器でコントロールしてください。

乾燥肌を改善する空気の乾燥対策

  1. エアコンの風が直接顔や身体に当たらないようにする
  2. 加湿器で湿度を60~65%に設定する
5

適度な水分補給

人間の身体の50~60%は、水分で構成されています。
水分が不足してしまうと、血行不良になり、肌のすみずみまで栄養がいきわたりません。
すると、肌のターンオーバーが乱れ、水分が蒸発して、乾燥肌になってしまいます。

適度な水分補給が大切です。
水分不足はいけませんが、あまり飲み過ぎても良くありません。
身体が冷えてしまい、それが乾燥肌につながることもありますからね。

人によって運動量や汗の量は違うので、一概には言えませんが、少しの量をこまめに飲み続けると良いでしょう。
ノドが渇いていても、渇いていなくても、こまめに水分補給するのです。
ノドが渇いているときに、がぶ飲みするのが良くないですね。

また、カフェインの入った飲み物や冷たい飲み物は、なるべく避けてください
カフェインも冷たい飲み物も、身体を冷やしてしまうので、美肌には逆効果なのです。

好きな人も多いでしょうから、禁止とは言いません。
カフェインは1日2杯まで、飲み物は暑い夏でも、できれば常温か温かいものを選ぶように、少しずつ意識を高めていってください。

乾燥肌を改善する水分補給

  1. こまめに水分補給する
  2. なるべく常温や温かい飲み物を飲む
  3. カフェインはできる限り避ける
6

身体を冷やさないようにする

身体の冷えも、美肌の大敵です。
身体が冷えてしまうと、体温が低下し、血行不良に陥ってしまうため、肌のターンオーバーが滞り、水分が蒸発しやすくなってしまいます。

さらに、身体の冷えによって、肌の潤いを保っているセラミドの生成が抑制されてしまうため、肌の潤いを保てなくなってしまうのです。
そのため、寒い冬は乾燥肌になりやすいのですね。

寒さが厳しくなってきたら、早めに身体を温めるようにしましょう。
肌はもちろん代謝が良くなるため、健康面でも良い効果が得られます。

乾燥肌を改善するための体温調整

  1. 体温が低くならないように身体を温める
7

生活習慣

不規則な生活習慣は、肌にとっても悪影響を及ぼします。
睡眠不足や喫煙、ストレスなどが挙げられますね。

睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱します
喫煙は、体内の活性酸素を増やし、美肌に不可欠のビタミンCを破壊し、肌細胞そのものにダメージを与えてしまいます。
ストレスは、ホルモンバランスの乱れに加えて、肌の免疫機能を低下させ、肌の乾燥を悪化させる原因になります。

これらの生活習慣の乱れによって、肌の潤いを維持するNMFの働きも低下してしまうでしょう。
日々の生活の積み重ねで、美肌を作り上げることができますから、仕事や家事が忙しいとは思いますが、できる限り規則正しい生活を送ることが重要です。

美肌は一日にしてならず――です。

乾燥肌を改善する生活習慣

  1. 十分な睡眠時間を確保する
  2. 喫煙はなるべく少なく
  3. 過度なストレスを感じないように

医療機関にかかった方が良い場合

近年、アトピー性皮膚炎になる子供が増えていると聞きます。
一般的には、年齢が上がるにつれて症状が治まる子供が多いのですが、大人になってもアトピー性皮膚炎の症状が治まらない人も多いようです。

アトピー性皮膚炎の原因は、

  1. 遺伝
  2. 食事やダニなどのアレルギー
  3. ストレス

などと言われていますが、実ははっきりとは分かっていないのが現状です。
原因がはっきりせず、発症者が増えているのが心配ですね。
早く解明されることを願いたいです。

アトピー性皮膚炎の症状として、かゆみや湿疹があります。
また、肌の乾燥がアトピー性皮膚炎を引き起こすケースもあるようです。
肌の乾燥が悪化し、かゆみや湿疹がひどいという場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。

アトピー性皮膚炎は、日頃のケアとともに、その人の状態に応じた適切な治療が必要です。
ひどい症状に悩まされている場合は、自分で治そうとせずに、必ず専門医に相談してください。

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